「コーヒー断ち」で「カフェインをリセット」し「本当の自分」をとり戻そう

コーヒーが日本へ伝来した時、あの埼玉の英雄にして、近々新一万円札の顔になる渋沢栄一も言っていました。

コーヒーを飲むと「心がスッとなる」と。

  

コーヒーはおいしいです。

しかし、カフェインの害も多く知れわたっています。

一度、カフェインなしの自分を知ってみるのも面白いのではないでしょうか。

  

それでは、コーヒー断ちを何度も経験した、コーヒー断ちおじさんの話を聞いてもらいたいと思います。

コーヒー断ちの効果

メンタルが本来の自分に戻る

便宜上、メンタルの強さを偏差値で表すとすれば、私は通常で50くらいだと思います。

コーヒーを飲むと、60にはね上がりますが、しばらくすると40まで落ちこみます。

そして、40では苦しいので、コーヒーをまた飲んでしまいます。

それをくり返しているとコーヒーが効かなくなり、通常の平均値も49、48と落ちてきて、ついには45くらいになってしまいます。

つまり、コーヒーを常飲していると、高いテンションになったり、ふさぎこんだりしながら、しだいにメンタルが弱くなっていきます。メンタルのコントロールも難しくなります。

そのため、メンタルの高い状態を維持したくなり、コーヒーの量が増えるという悪循環におちいるのです。

コーヒーを断つことにより、しばらくすれば、その人本来の通常のメンタルまで回復します。

メンタルを強くしたければ、カフェインというクスリ的なものにたよってはいけません。
  

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情緒が安定する

ある意味、コーヒーのカフェインで酔っ払っているようなものなので、やめれば通常に戻れます。

不安症がおさまる

私は、コーヒーが切れると、そわそわし、何か言い知れない不安感におそわれました。

やめたことにより、自然な感じでいられるようになりました。

トイレの回数が減る(頻尿がおさまる)

毎日10回は行っていたトイレが、5回ほどになりました。

コーヒーは利尿効果が強すぎると思います。

胃痛がおさまる

コーヒーにはクロロゲン酸が多くふくまれており、これが胃を刺激することで、胃壁が荒れます。

コーヒーをやめてから、胃の痛みはおさまりました。

コーヒー断ちの注意点

離脱症状が出る

イライラ、不安感、眠気、倦怠感、集中力の低下等がおこります。

二日酔いのような気分の悪さや、寝起きのようなボーとした感じが、一週間ほど続きます。

私は、おとなしい性格ですが、イライラがおさまらず、久しぶりに怒鳴ってしまいました。

始める時は、仕事があまり忙しくない時がいいでしょう。

離脱症状がひどい時は、少しカフェインを摂取して様子をみたほうがいいかもしれません。

便秘ぎみになる

コーヒーのクロロゲン酸は胃腸を刺激するため、快便になる傾向があります。
そのため、コーヒーを断つと便秘ぎみになる場合があります。

私も便秘ぎみになりましたが、コーヒーの刺激に頼らず、腸内環境を整えることで、対応しました。

具体的には、豆乳ヨーグルトを食べる。食物繊維を多めにとる等です。

その他

頭の中が、「コーヒー飲みたい」「一杯だけならいいだろう」など、コーヒーで埋め尽くされます。

会社の先輩、同僚にコーヒーをもらった時に困ります。

コーヒー断ちの方法

すぐ、やめる

ひどい離脱症状に襲われます。

さるぐつわや拘束衣を用意したほうがいいかもしれません。

少なくとも相当の覚悟が必要です。

少しずつやめる

コーヒーはカフェインが強い飲料なので、他のカフェインの入った飲料に替えて、少しづつカフェインを減らしていきます。

カフェインを減らしていく順番の例だよ。

オーガニックコーヒー

一般のコーヒーより明らかに軽いです。


むそう商事 オーガニックインスタント珈琲 使い切りタイプ(2g*15本入)

無農薬の紅茶

食べる緑茶


《メール便選択可》 宮崎茶房 食べる緑茶 (有機粉末茶) 70g [有機JAS]《あす楽》

代替コーヒー(カフェインなし)

終わりに

コーヒーは健康体の人が適度に飲むぶんには特に問題ないかもしれません。

ただ、メンタルへの影響は必ずあるでしょう。

   

私は、夜勤に急に配属され、眠気をさますために、ブラック缶コーヒーを一口だけ飲むようになりました。

しかし、徐々にエスカレートし、ついには眠くなくても、不安な時とか仕事の前とか、あるいは仕事が終わった時とか習慣のように飲むようになってしまいました。

今回、コーヒーを再びやめて、一カ月が経過し、落ち着いた日々を送っています。

今は、コーヒーをやめた等身大の自分を受け入れ、無理せずに歩んでいけたらと思っています。

もうあの頃には戻りたくはありません。